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2015年10月31日土曜日

60歳の痩身日記  時効

(15-10-31投稿  15-10-00更新)
私は盗難にあったり
モノを無く無くす事は
数えられるほどしか
ないから

逆に
その時の
それぞれの状況を
いちいち
事細かに
覚えている

以前一部を
このブログにも
書いた

ところで
最近
私は財布を
失くした

でも直ぐに返ってきた

それは
会社のトイレだったからだ

携帯や財布を
含めた貴重品を
入れたモンベルの
小袋を

小袋ごとトイレに
忘れたのだ

私が報告すると
上長から
上長へと社内メールが
周り

程なく
発見された

「中身確認して」と
言われて
確認して

啞然となった

お札が無いのだ

もちろんその後も
出て来ない

実は
この日の  次の日が
私が予定していた
マス釣りの日である

まず
心配だったのが

車のキー

これが出てこなければ
事前に用意した
釣りの仕掛けもチャラである

釣りは中止だ

ところが
財布の中の札以外は
そのままである

私は届けてくれた方
拾ってくれた方に
思わず感謝した

銀行やクレカも
そのままだったので
前記したように
次の日にマス釣りに出掛け

「大漁だったのだ」

50尾近く
1300円計算だったら
失くした札の額に
わずか届かないが
取り戻した気分である

無論原価を考慮し
交通費やあれこれ入れれば
失くした額には及ばない

でも
もしこれが
路上で小袋を落としたら
これ程すんなり出て来たか?

心あたりを探し
通り道を歩き
果ては交番に
届け
出て来るのを
ひたすら待つ

時間を費やし
心身をすり減らし
気分は萎んでしまう

それに比べたら
すんなり届けて頂いて
一番大事な車のキーも
クレジットカードも
銀行のマネーカードも
全て返って来た

届けてもらって
「失った額は」
お返し頂いた
謝礼としては
安いモノである

私には感謝する事はあれ
それ以外の何物でもない

これ以降
携帯以外を
小袋に入れて
社内を肌身離さず
持ち歩いているので

それを陰で
見るはずの
拾ってくれた方が
鬱陶しさを
感じなければ良いがと
思う

いや
私と同じで
拾い主もドライに
違いなかろう

お忘れのはず

時効である


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