(16-01-05投稿 16-00-00更新)
「私全然取れない!」と
会社の同じ部署の山ガール
一般女性や私の奥さんなら
「フンフン」だけと聞いていただろう
先々月の売り上げで言えば
彼女の方が上なのだ
ただそのために
お客様のアポを
取らなくては
ならない
「今日は
取れない」と
それを
私に言ってきた
釣りではないが
波があって
沢山取れる時もあれば
全く取れない日もある
それを
いちいち気にしていたら
やってられないし
先ず
神経が持たない
「細かい事 気にしないで!
山に登れると思うから
登れるんだから!」
自分でも
余りに当たり前過ぎる事を
言ってしまって
はっとしかけたが
励ますつもりなので
語尾を弱めると
励ましとして伝わらない
「うん 分かった」と
言うように頷いたが
不満気な様子
私だって
「貴方だって兵隊なんだから」
と言おうとして
大袈裟な表現だと
思い止まった
実のところ
数字だけで
クライアントも
株主も
もちろん会社も
判断する
数字が悪ければ
ライバル会社に
仕事を持って行かれる
成績が悪ければ
個人の
ポジションを
変えられる
玉も飛んで来ない
死者も出ないが
戦場なのである
だからバカのような
冗談話が飛び交う
少しでも緊張を和らげよう
リラックスしようという
気持ちが働くのである
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