前回私の台所と書いた
だが台所は奥さんの聖域である
だから
本来は踏み込んではならない場所へ
止むを得ず居させて頂く
という気持ちだ
娘が産まれ1歳から保育園で落ち着く
年齢になるまでは 私が家事を担当
だが奥さんの方が圧倒的に家事歴は
長い
私も伊達に半端に喫茶店修業していた
ことが 奥さんとはぶつかってしまう
私は
マニュアルありき
材料ありきだが
奥さんは有るものでサッと作ってしまう
ところが徹底して違うのは
皿を洗った後の並べ方である
私は「皿は貴重な物」と教えられたので
きちんと並べて乾かし 棚に戻す時に
布巾で拭いて戻す
奥さんは並べず 交互に重ねて
「乾きやすい様に重ね」次の賄いの
前には使わない皿はそのまま棚へ
戻すのだ
要は後の手間を省いている
ただ皿を欠いたり割ったりは
奥さんが多い(気がする)
もちろん家事の頻度が多いから
当然ではある
あまり高価な皿にも興味が行かない
ことが原因でもある
たかが皿の扱い一つでこれだけ
違うのだ
夫婦が生活を共にするのが
難しいのは
当たり前なのである
因みに
バイオリニストの
葉加瀬太郎氏は台所には
入れないし入らないと
ラジオ番組で言っていた
賢明である
(047)
0 件のコメント:
コメントを投稿