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2015年12月3日木曜日

60歳の痩身日記 北杜夫さんとの出会い


(15-12-03投稿  15-10-00更新)
別に知り合いでも
出会った訳でも
ないので

タイトル自体に
偽り有りだが

私が自発的に
本が好きに
なったのは

北杜夫さんの本に
出会ったからだ
と断言出来る

その前にも
「宇宙戦争」や
「化石と地層」など

偏った
ただただ
好奇心だけの
読書を
していた

最初が
小4ぐらいだし
図書館も
勉強が出来る子が
立ち寄る所という
雰囲気があって

他人と同じような
本を読むのが
嫌だったせいも
あったので
好奇心だけで
十分だったんだけど
(_;

北杜夫さんの
人物像も
精神科医で
船乗りで
小説家

詩人の斎藤茂吉を
父にして

自ら躁鬱病と
公言して憚らない

たから躁鬱病?

まあ
面白くもあり
経験知識共に
豊富で 
小説もエッセイも
大人の絵本も書ける
多彩で
一言で言うと
偏屈な堅物である

最初は「どくとるマンボウ」
シリーズ
えっ
こんな事書いていいの?と
文学という箍(たが)を
私が外したきっかけに
なったのが
北杜夫さん

その後
NHKのドラマにも
なった
初めて読んだ長編小説
「楡家の人々」

「さびしい王様」も
大人の童話で
こんなこと出来るんだ
楽しみ
驚いたものだ

そして
純文学の
「白きたおやかな峰」では
カラコルム山脈へも
登っているのだ

今読みかえしても
変わらない感動と
最初に読んだ時の
心持ちを
呼び覚ましてくれることもは
間違いない

もちろん
この投稿の記事きっかけは
村上春樹さんの
エッセイを
読んで

ああ
私は北杜夫さんに
心酔して
しかも
全作品を
殆ど目を通した

それを
突然のように
思い出したのだ

残念ながら
北杜夫さんの
書籍を
今は
殆ど全てを
処分しまっている

北杜夫さんの
本に夢中になった
中高生

そこから30年

シンプルな生き方等の
本を読んで

新しく本を買ったら
しばらく読まない本は
処分しましょうなどの

言葉につられて
さっさと
処分してしまったのだ

こうして
自分の心を落ち着かせて
イメージの世界で
遊ばせてくれる本を
読むと

ああ
大きな書庫が
あればなあと
全部取って置けるのにと
感慨ひとしお
である

イヤァ
でも
今度は本当に
ノマドから
出れなくなってしまうぞ!

気持ちが
大きく揺れ動くの
だった
(⌒▽⌒)

実を言うと
高校の国語教師で
担任のMさんには
「北杜夫さんを卒論にする」と
言って果たせなかった

現在もお元気でいらっしゃると
聞いている
M先生ごめんなさい

m(_ _)m
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